バフンウニ


 

令和2130日  モリモリ食べてます

  3月から採卵する予定で育成中の大きな親バフンウニ。小さなウニは去年の3月に生まれた子供たちです。

 

 飼育水温は20℃、餌をモリモリ食べてます。

 

  ちなみに…採卵予定の親ウニには昆布を。子供ウニにはキャベツ(外側の捨てるところ)を与えています。

 


 

令和元年1211日 バフンウニも冬支度

来年春採卵予定のバフンウニさん、凍えないよう加温します。

水槽外周にプチプチシート(エアーキャップ)をまき、上部は発泡スチロールで蓋をします。

設定水温は20℃。春までたっぷり餌を食べ、良質な卵を産んでくださいね。


令和元年11月22日 親バフンウニ到着
 11月5日の県漁協光支店に続き、日本海側の野波瀬支店からも親バフンウニが到着しました。
 来年3月の採卵まで 餌料管理・水温管理、気が抜けません。


令和元年10月18日  バフンウニ出荷
  3月から始まったバフンウニの種苗生産試験、なんとか出荷までこぎつけました。
  10月9日の小型ウニ2,000個の出荷に続き、今回は大型ウニの出荷です。
  麻酔をかけ、傷つかないように優しく集めたウニを、網の中で覚醒させます。
  目を覚ましたウニを金魚網ですくい取り、ウレタンマットが敷かれた箱に収容、放流場所まで運ばれて行きました。

  殻長は10~22mm:平均殻長は15.3mmで、出荷個数は5,000個でした。


令和元年9月9日  体測
 採卵から5か月半、アオサをたくさん食べてこんなに大きくなりました。
 殻長が4~14mm。平均殻長は10.2mmでした。
 もう少し水温が下がったころに放流です。


令和元年9月4日  水槽掃除 
 この夏の高水温にも耐え、ずいぶん大きく成長しました。殻長は5~15mm。食欲旺盛です。
 食欲旺盛ということはたくさんフンをするということ…水槽掃除は欠かせません。
 掃除方法は、カゴを外に出し⇒サイホンで底にたまった汚れを排出⇒カゴを元に戻して掃除完了です。

 付着板飼育からカゴ飼育に移行し、ずいぶん管理(主に掃除)がしやすくなりました。


令和元年7月11日  成長期?過食?
 アカガイに続いてバフンウニも・・・、水温の上昇とウニの成長に伴い食べるアオサの量が急上昇。

 たっぷり入れたアオサも2日ほどで食べ尽くしてしまいます。
 現在水温25℃、殻長は5~15mm。グングン成長しています。


令和元年6月9日  よく食べます…
 2日前に水槽掃除をし、新しいアオサを給餌した飼育水槽ですが、ちいさなウニ達の食欲により早くも食い散らかされてしまいました。大きいものは10mm超にまで大きくなったバフンウニ、夏場の高水温とウニ達の食欲が心配です。


令和元年5月31日  施設改修?
 バフンウニの餌にアオサを使うようになり、ウニの行動範囲も飛躍的に向上しました。
 『アオサの舟に乗ってどこまでも~』とばかりに、排水口にびっしり。
 ホースの先にカゴをつけ、一時的に対応。翌日、本格的な『ウニどめ』をセットしました。
 バフンウニの脱走もこれで終息する……はずです。


令和元年5月27日  バフンウニ水槽掃除
 餌も不足気味になり、そろそろ配合を給餌しようかなと考え水槽底を見ると汚れが…。
 きれいにしてから給餌しようと掃除を決心。アカガイ生産用のナンノクロロプシス培養のスペース確保のため、水槽の移動も同時に行いました。


令和元年5月26日  餌不足?
 バフンウニも大きくなってまいりました……。
 餌も付着珪藻から、もう少しお腹に溜まる大型の餌が欲しくなってきたのか、水槽中を這いまわっていた形跡がみうけられます。アサリにしてもバフンウニにしても餌が問題です。


令和元年5月13日  殻長1~3mmになりました
 採卵したのは水温もまだ低い3月のこと。あれから浮遊期を経て付着板にくっつき、餌の珪藻を食べて大きくなりました。 付着密度の濃い・薄いにより成長に差が出てきましたが、みんな元気に大きくなってます。


令和元年5月6日  稚ウニの成長記録
 採苗板の稚ウニも、このところの水温上昇により食欲増進…大きくなってきました。
 つい先日までは顕微鏡で見ないと棘が見えなかったのに、こんなにはっきりと…んっ…老眼により肉眼では見えませんでしたが、カメラのズームにより確認できるようになりました(笑)。

 稚ウニの成長に伴う摂餌スピードアップと付着珪藻の増殖スピードのせめぎ合いが続きます。


平成31年4月9日  ウニになりました

  採卵からふ化、4腕期から8腕期を経て…ようやく付着珪藻板にくっつきました。

  かたちもウニらしく変態し、立派な棘も生えました…肉眼では見えませんが…


平成31年4月8日  稚ウニ

 宇宙人の様だったバフンウニの8腕後期浮遊幼生ですが、無事変態に成功…稚ウニになりました。

 天然付着珪藻を生やした採苗プレートにチョコンと乗った稚ウニさん。愛嬌のある歩き方でプレート上を闊歩しています。


平成31年3月26日  8腕再び…
 前回の飼育試験に続き、今回も8腕期になりました。
 寒の戻りで気温(+海水温)が下がり、飼育水温も16℃まで下がってしまいましたが…、何とか8腕期まで育ってくれました。 やっぱり、昔テレビで見た宇宙人に見えますよね~(笑)


平成31年3月13日  4回次の採卵
 1・2回次の生産試験は8腕後期で終了し、3・4回次の採卵・生産試験がスタートしました。 前回の生産は時期が早く、付着板飼育に移行するには水温が低すぎるため断念。 もう一度採卵から始めることにしました。
 3月11日・13日と採卵を行い、95万個のふ化幼生と100万個の受精卵が確保できました。
 もう一度八腕後期まで育ったころには水温も上がっているはず……。


平成31年3月8日  やっぱり宇宙人?(八腕前期)


 ふ化から15日、足(棘?)の数も増え、立派な八腕前期  幼生になりました。
 僕の世代だとこの形はタコ型の火星人か、ロボットアニメのガ〇ダ〇に出てきそうな形に見えます(笑)


 飼育水温は19~20℃、濃縮キートもしくは通常培養のキートセロスグラシリスを給餌しています。順調に育ってもらいたいものです。


平成31年2月28日  流水飼育へ移行しました
 これまでバッチ式で換水(40%程度水替え)を行ってきましたが、バフンウニも6腕から8腕へとステージアップしつつあり、それに伴い給餌量も増えたため流水式換水に移行しました。
 細いホースで新しい海水を給水しつつ、増えた飼育水はオープニング80μmのネットで濾してサイホン管で排水します。 微注水とはいえ日間換水率は140%にもなります。飼育水温の低下を注意しながらの換水作業です。


平成31年2月26日  う…うでが?
 まるで東京タワーの様だったバフンウニですが、今度は腕の数が4本から6本に増え、まるで宇宙人のような姿になりました。 ふ化から6日、形態が変わることで成長を実感できる今日この頃です。


平成31年2月21日  東京タワー?
 ふ化直後はおにぎりの様とお伝えしたバフンウニですが、今日はまるで東京タワーの様な形に変わっていました。


 今日も採卵を行い2個の雌個体から採卵できました。受精率は95%以上。

 20℃のお風呂に浸かって「良い気持ち~」でしょうか?


平成31年2月20日  バフンウニの採卵
 光市沿岸で採取していただいたバフンウニ、ようやく採卵までたどり着きました。
 黄色く見えるのがウニの卵。白いのが精子です。受精後24時間経ったのが下段のウニの赤ちゃんです。まるで三角おにぎりの様に回転しながら浮遊しています。 ヒーターで加温しながらの種苗生産試験スタートです。


平成30年9月21日 バフンウニ購入

 山口県漁協光支店に集められたバフンウニ…実は種苗生産試験の親用なんです。
 大きさは3~4cm、数は40個あまり。発泡スチロールに入れ、公社に持ち帰りました。
 もうすぐ生産試験のスタートです。